『HiGH & LOW THE MOVIE』評価感想*邦画版アベンジャーズ!?
※後半にネタバレあり(注釈後)※
映画感想語り、今回は『HiGH & LOW THE MOVIE』です。
EXILE TRIBEの総合エンタテインメントプロジェクトとして企画・制作され、テレビドラマ・映画・漫画・音楽など様々なメディアで展開する完全オリジナル作品です。
*あらすじ*
伝説はとある街から始まる。
かつてムゲンという伝説のチームがこの地域一帯を支配していた。その圧倒的な勢力により、かえってその一帯は統率が取れていた。
だが、ムゲンに唯一屈することなくたった2人で互角に渡り合った兄弟がいた。
雨宮兄弟である。
両者の決着は着かないまま、ある事件をきっかけに突如ムゲンは解散する。
それと同時に雨宮兄弟も姿を消し、2つは伝説となった。
その後、その地域一帯に、
山王街二代目喧嘩屋 山王連合会
誘惑の白い悪魔 White Rascals(ホワイト ラスカルズ)
漆黒の凶悪高校 鬼邪高校(おやこうこう)
無慈悲なる街の亡霊 RUDE BOYS(ルード ボーイズ)
復讐の壊し屋一家 達磨一家
という5つのチームが頭角を現した。
その地域一帯は各チームの頭文字を取ってスウォード地区と呼ばれ、スウォード地区のギャング達はG-SWORD(ジー・スウォード)と呼ばれ恐れられた。
ある日、平和な山王商店街にトラックが突っ込み、黒服の男達が乗り込んでくる。
時を同じくして「無名街」で火の手があがりーー
*評価(最高★5)
全体 ★★★☆☆
邦画の中ではかなりお金がかかってそうな、しっかりしたエンターテインメント作品になってます。
ギャング同士の抗争という人を選ぶ内容ですが、EXILEと侮るなかれ、演技もアクションもレベルが高いと思います。
チームごとの内情は、前章譚であるドラマシリーズ(シーズン2まで)で描かれるので、今作単体ではキャラクター把握が難しい部分があります。
爽快さ ★★★★☆
後半の大人数バトルは見応えがありました。
男の友情も熱いです。
バイオレンス ★★★☆☆
喧嘩しまくりなので、ボコボコに殴る蹴る血が出るは普通にあります。
ただし銃火器は出てこないので、バイオレンスさは控えめ…だと思います。
オススメ度 ★★★☆☆
邦画、しかも抗争ものはあまり興味がなかったのですが、思ったより楽しめました。
ドラマシリーズから観ると、小さなアベンジャーズを観たような気分です。
出演しているEXILEや俳優ファンなら見て損はないと思います。
※ここからネタバレ感想↓※
ネタバレ書き中……_φ(・_・
ーーーー
※ここからは内容を知っている前提です。
EXILE・HIRO企画の、ガチガチのヤンキー抗争映画です。
まずはメインとなるチームを軽く紹介。
山王連合会
ハイローのメインとなるチーム。
総長は「コブラ」(岩田剛典)。
山王商店街を中心に「街を守る」という志の元に集まっている。
メンバー皆仲が良く、1番見ていてほのぼのするチーム。
鬼邪高校
全国の番長クラスが集まる最凶高校。
番長は「村山 良樹」(山田裕貴)。
学校内は荒れに荒れている。
他チームからは若造扱いされるが、大体留年生なので成人が多い。
WhiteRascals
スウォード地区の夜を牛耳るチーム。
トップは「Rocky」(黒木啓司)。
見た目は趣味が悪いが、女性を守ることを信念に店を経営している優しいところもある。
RUDEBOYS
身寄りのない者や行き場を失った者が集う「無名街」の守護神。
リーダーは「スモーキー」(窪田正孝)。
パルクールのようなアクロバティックな戦い方を得意とするチーム。
達磨一家
スウォード地区の祭りを取り仕切るチーム。
頭は「日向 紀久」(林遺都)。
祭りとは喧嘩も含めであり、何度負けても起き上がるまさに達磨のようなチーム。
雨宮兄弟
旧スウォード地区で絶大な精力を誇っていた「ムゲン」をたった2人で潰しかけた最強の兄弟。
兄・雅貴(TAKAHIRO)と弟・広斗(登坂広臣)。
軟派な兄と硬派な弟の凸凹コンビながら、息はピッタリ。
ムゲン
かつてスウォード地区を仕切っていた伝説のチーム。
山王のコブラ、ヤマトの2人も所属していた。
琥珀の親友・龍也の死により解散した。
その後AKIRAは姿を消していたが…
各チームの主題歌もあります。
基本はこの7チームを押さえておけば大丈夫です。
その他に「MIGHTY WARRIORS(マイティーウォーリアーズ)」「ダウト」「家村会」などが出てきます。
正直覚えられません。
私も、この映画の前章譚となるドラマシリーズから観たから分かったようなものです。
そう、このHiGH & LOWシリーズはドラマから観た方が楽しめます。
ドラマシリーズでは、一つ一つのチームにスポットを当て、バラバラなチームがお互いを認め合うまでが描かれます。
それを知ってから今作を観ると、後半に5チームが1つに集まり共闘するシーンは熱いものが込み上げてきました。
いがみ合っていたチームが団結して戦うのは、さながら和製アベンジャーズ!
戦いの規模は全然違いますが…(笑)
すっかり仲良くなったリーダー達が可愛く見えてきます。
ただしコミュニケーションの取り方は、あくまでヤンキー的です。
男の世界ってやつですね。
日本が舞台ですが、架空の都市なので治外法権的にやりたい放題です。
何かあるたびに街が破壊されるような地区があったら大問題になってますね。
しかもあれだけボコボコに殴られたら、普通の人間はもっとダメージを受けるでしょう。
アクションも多少リアリティを飛び越えた表現があったりしますが、上手く落とし込んでいると思います。
特にブレイクダンスを組み込むのは、フィクション感が強かったですね(笑)
パルクールは普通にかっこいいと思います。
EXILEのメンバーも、歌手なのに演技も殺陣も上手くて器用だなと思いました。
特にムゲンのトップである「琥珀」を演じているEXILE・AKIRAの狂気は、義眼の迫力も相まって怖いくらいでした。
ちなみにゴールデンボンバーの4人もWhiteRascalsのメンバーとして出てきます。
残念なのは、ドラマシリーズで予習が必須くらいに人物が多くて、映画単体では恐らく把握しきれないことです。
ドラマシリーズもいきなりたくさんのチームが紹介されるので、最初は頭の中が??状態でした。
その後1チームづつ掘り下げてくれるので徐々に覚えていきましたが、なかなか顔と名前が一致しなかったです(笑)
ですが、それを乗り越えればかなり楽しめる作品です。
邦画が苦手な私でも楽しく観れました。
ぜひドラマシリーズから観てみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました(*´ω`*)ゞ
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※内容は予告なく変更されたりします。
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『アベンジャーズ/エンドゲーム』までの道のり
『アベンジャーズ/エンドゲーム』がレンタル開始になってからしばらく…
私もついに鑑賞しました。
今回はレビューではなく、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観るにあたって、観ておいた方が楽しめる過去作を順番にあげていこうと思います。
今までのマーベル作品を追ってきた方は、前情報を入れずに鑑賞するのが1番なので、とりあえずエンドゲームを観てください。
長年追い続けたマーベルファンへの感謝が詰まってます。
そうでない方は、これが参考になれば幸いです。
ーーーー
*オススメ鑑賞順で紹介していきます*
★ →興味があれば
★★ →理解を深めたいなら観るべき作品
★★★ →なるべく観るべき作品
★★★+ →絶対に観るべき作品
フェイズ1
『アイアンマン』
★★★+
アベンジャーズを語る上で欠かせないアイアンマンことトニーの始まりの物語です。
アイアンマンの信念を知っておいてください。
★
アベンジャーズ初期メンバーであるハルクの誕生秘話ですが、俳優が変更になっているのもありお好みで。
『アイアンマン2』
★★★
引き続きアイアンマンの物語です。
後にアベンジャーズにも参戦する相棒が出てきます。
『マイティ・ソー』
★★★
アベンジャーズ初期メンバーその2です。
天界人がなぜ地球のヒーローになったのかが描かれます。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンジャー』
★★★+
キャプテン・アメリカことスティーブも、アベンジャーズを語る上で欠かせない人物です。
彼の誕生の秘話が明かされます。
『アベンジャーズ』
★★★+
記念すべきアベンジャーズ1作目です。
アベンジャーズ結成の話であり、迫力のバトルは必見です。
フェイズ2
『アイアンマン3』
★★★
アベンジャーズを経て、トニーの心境の変化に要注目です。
『マイティ・ソー/ダークワールド』
★★★
アベンジャーズで戦った敵であり弟・ロキとのその後が描かれています。
『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』
★★★
キャプテン・アメリカ2作目です。
のちにアベンジャーズで関わってくる人物が出てきます。
★★
1作目はアベンジャーズに直接関わりませんが、のちに関わってくるので観ておくのをオススメする作品です。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
★★★+
アベンジャーズ2作目。
再び集まったアベンジャーズに、新しい仲間ができます。
『アントマン』
★★
この時点ではアベンジャーズに直接関わりはありません。
2作目が必見なので、1作目も観ていた方がわかりやすいと思います。
フェイズ3
★★★+
アベンジャーズにとって転機となる話です。
トニーとスティーブの考え方の違いに要注目。
実質アベンジャーズ2.5です。
★★★
のちにアベンジャーズのキーマンの1人となるドクター・ストレンジの誕生作。
ストレンジの能力を知っていると、エンドゲームが分かりやすくなります。
★★★
ストーリーは関わりありません。
アベンジャーズのラスボス・サノスの血縁であるメンバーがおり、かつメンバー皆アベンジャーズに大きく関わってくるので、ここでキャラを知っておくと分かりやすいです。
『スパイダーマン/ホームカミング』
★★
スパイディとアイアンマンの絆も描かれますが、ストーリー自体はアベンジャーズに関わってこないです。
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』
★★★
アベンジャーズのメンバーも関わってくるソーの3作目です。
ソーやその周りの変化に注目です。
『ブラックパンサー』
★
ストーリー自体ははアベンジャーズに関わりはありません。
ただしブラックパンサーは今後もアベンジャーズに参戦するので背景が知りたければ。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
★★★++
エンドゲームの前章譚とも言うべき作品です。
完全に続きものになっているので必見です。
★★★
こちらもストーリー自体はアベンジャーズに関わってきませんが、最後に重要な要素があります。
★★
シールド統括ニック・フューリーが、なぜアベンジャーズ結成に至ったかが描かれます。
エンドゲームで初登場なので、「誰?」状態にならないためには観ておいた方が良いです。
そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』へ…
上映順(大体)でご紹介しましたが、時系列順にするとこうなります↓↓
※作品内でも時間経過があるため、多少前後します。
*時系列順*
1『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
2『キャプテン・マーベル』
3『アイアンマン』
4『アイアンマン2』
5『インクレディブル・ハルク』
6『マイティ・ソー』
7『アベンジャーズ』
8『アイアンマン3』
9『マイティ・ソー/ダークワールド』
10『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』
11『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
12『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
13『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』
14『アントマン』
15『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』
16『ブラックパンサー』
17『ドクター・ストレンジ』
18『スパイダーマン・ホームカミング』
19『マイティ・ソー/バトルロイヤル』
20『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
21『アントマン&ワスプ』
22『アベンジャーズ/エンドゲーム』
この後に『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』が続きます。
ーーーー
マーベルは複雑すぎて分からない!たくさんありすぎて見きれない!という方は、ぜひ参考にしてみてください。
エンドゲームを最大級に楽しむためにも、願わくば全部観てほしいですが…
エンドゲームを観た後に、気になる作品を遡っていくという楽しみ方もアリだと思います。
その後もう一度エンドゲームを観たくなること請け合いです!
ここまで読んでくださりありがとうございました(*´ω`*)ゞ
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『ワイルド・スピード スーパーコンボ』評価感想*最強タッグの脳筋映画
※ネタバレなし※
映画感想語り、今回は『ワイルド・スピード スーパーコンボ』です。
監督はデヴィッド・リーチ。
ワイルドスピードシリーズの人気キャラ2人のスピンオフ作品。
『ワイルド・スピード スーパーコンボ』は邦題で、元は『ホブス&ショウ』になります。
ワイスピでありながら別物でもあるので、作品ファンの方はそれを踏まえて観た方が安心です。
もちろんワイスピ魂を感じる部分も多々ありますよ!
*あらすじ*
イギリス・ロンドン。
殺人ウイルス「スノーフレーク」を積んだテロ組織のトラックを、MI6の部隊が襲撃。
ウイルスを確保しようとするも、ブリクストン(イドリス・エルバ)率いる科学テロ組織「エティオン」の一団が現れ部隊を一掃する。
部隊の1人ハッティ・ショウ(ヴァネッサ・カービー)は、ブリクストンらの手にウイルスが渡るのを阻止するためウイルスを自身の体内に注入しその場から逃走。
ウイルスを逃したブリクストンは情報操作によってハッティを部隊を裏切ったテロリストに仕立て上げたのであった。
英米両政府は、元アメリカ外交保安部の捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、ハッティの兄で元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)にハッティの保護を依頼。
しかしかつて敵同士であった経緯から協力関係を結ぶことを拒否した2人は、各々の思惑で行動を開始するーー
*評価(最高★5)
全体 ★★★★☆
ワイルドスピードシリーズと思って観ると、若干の肩透かしをくらうかもしれません。
あくまでホブスとショウのスピンオフ作品です。
しかしながら、二大怪物2人の共演は楽しいとしか言えません!
頭空っぽで観られます(笑)
2人のファンなら間違いなく楽しめます。
アクション ★★★★★
最強と名高いアクション俳優が組んだらもう…予想通りです。
それにワイスピ特有のカーアクションも合わさって大変なことになってます。
ただし今回はキャラ的に肉弾戦メインです。
大人数や、人間離れした敵・ブリクストン相手にも引けをとりません。
ホブスとショウ、凸凹コンビ2人の対比がおもしろいですね。
ショウの妹ハッティも綺麗で強い女性でカッコよかったです。
脳筋度 ★★★★★+
今回はコメディ感も強くて、2人のキャラが際立っています。
若干キャラがぶつかりすぎてテンポを崩している部分はありますが、それもご愛嬌と言えてしまうのがこの作品。
ワイスピではセクシー美女が定番ですが、今回はそれより下ネタが多くてやや人を選ぶ感じがありました。
いやはや、仲も悪いし口も悪い!!(笑)
オススメ度 ★★★★☆
個人的には2人のファンなので楽しめました。
そうじゃない視点で観たら、メイン俳優2人の人気に頼りすぎている大味な作品かもしれません。
細かいことを考えずに観られる正統派アクションでもあるので、そういうジャンルが好きならオススメです。
ちなみに車好き(特にスーパーカー好き)なら、2人の登場作品であるワイルドスピードシリーズは非常にオススメできますのでご賞味あれ!
ここまで読んでくださりありがとうございました(*´ω`*)ゞ
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『ピーターラビット』評価感想*うさぎVS人間バトルロイヤル
※後半にネタバレあり(注釈後)※
映画感想語り、今回は『ピーターラビット』(2018年)です。
監督はウィル・グラック。
アメリカ・オーストラリア・イギリス合作映画です。
可愛い可愛いピーターラビットのファンシーなおとぎ話かと思いきや…?
*あらすじ*
イギリスの湖水地方に暮らすピーターラビットと、三つ子の妹・赤いジャケットのフロプシー、黄色のモプシー、青緑色のカトンテール。
そしていとこの垂れ耳うさぎベンジャミン。
彼らの住処の近所には、ジョー・マグレガーという偏屈なお爺さんが住んでいました。
ピーターたちの父親は昔マグレガーに捕まってミートパイにされてしまったのですが、ピーターたちは懲りずにしょっちゅうマグレガーの庭に忍び込んでは農作物を失敬していました。
ピーターたちの近所にはビア(ローズ・バーン)という画家の女性も暮らしており、彼女はピーターたちがマグレガーに捕まりそうになるといつも助けてくれました。
ピーターたちは心優しい彼女を、亡くした母親のように慕っていました。
ある日ピーターは、運悪くマクレガーに捕まってしまい窮地に陥ります。
しかし突如マクレガーは心臓発作を起こし、そのまま息絶えました。
ピーターは浮かれて森の生き物たちを呼び集め、マグレガーの家でどんちゃん騒ぎを繰り広げます。
一方大都会ロンドンでは、マグレガーの甥のトーマス(ドーナル・グリーソン)がハロッズの玩具部門で働いていました。
ある日上司に呼ばれたトーマスは、ついに昇進が決まったのだと期待に胸を踊らせますが、彼に伝えられたのは会ったこともない大叔父マグレガーの訃報と、昇進のチャンスがなくなったという通告でした。
昇進がなくなり短気を起こして店で暴れたトーマスは、ハロッズを解雇されてしまいます。
そんなトーマスの元に「大叔父の住んでいた家をトーマスが相続した」という知らせが入ります。
家を売り払った金で自分のおもちゃ屋を開き、ハロッズを見返してやろうとたくらむトーマスは、さっそく相続した家へと向かいましたーー
*評価(最高★5)
全体 ★★★★☆
見た目に騙される人が続出しそうなこの作品。(個人的にはいい意味で)
可愛いです。とにかく可愛いんですが、それだけで終わりません。
まさにうさぎヤ〇ザVS孤独で偏屈な青年のバトルロイヤルです。
大味な部分もありますが、コメディなので全部許せちゃいます。
CGと実写の融合は非常に綺麗で見事です。
感動 ★★★★☆
そこはお子様も安心なピーターラビット。
ちゃんと感動やファンタジーな場面はあります。
心が暖かくなること間違いなしです。
コメディ度 ★★★★★
普通に笑えるシーンから、大人じゃないと分からないブラックジョークやメタネタまで満載です。
吹き替えだとジョークも日本ナイズされているので、吹き替えで観ることをオススメします。
特にニワトリの声を千葉繁さんがあてているのが最高でした(笑)
オススメ度 ★★★★★+
かなり好きな作品になりました!
これは2度目を見たくなります。
とにかく可愛すぎるもふもふな見た目と、コメディ満載ブラックジョークが好きなら観て損はないです。
このうさぎは強いぞ!!
ちなみにピーターの吹き替え版声優は、俳優の千葉雄大さんが担当しています。
※ここからネタバレ感想↓※
ーーーー
※ここからは内容を知っている前提です。
可愛い見た目に覆い隠されたバトル映画とは聞き及んでましたが、想像以上でした。
吹き替え俳優陣も上手いです。
こんな見た目で悪い顔するなんて、反則級の可愛さ!!
3つ子の妹達も負けてない(というよりピーター以上)の悪い顔を披露してくれます。
左側のカトンテールは三姉妹1番の武闘派です。
全編通してコメディタッチで、とにかくジョークの嵐でした。
まさか視聴者に語りかけてくるとは思わなかった(笑)
悪趣味なジョークもありますが、教育に悪い感じではないので大丈夫です。
初っ端からうさぎパイにされたお父さんの話がエグいですが、それはピーターラビットの始まりの話なので仕方ないですね。
マクレガー爺さんは普通に怖かったです。
あそこはちょっとしたホラー映画ですね。
そしてマクレガー爺さんが亡くなってからは、ピーター達の覇権が始まります。
畑や家の中でやりたい放題しながら歌って踊る様は、さながらディズニーのようなミュージカル映画。
森の動物達も沢山集まって、どんちゃん騒ぎの1夜はとても楽しかったです♪
ピーター達以外のキャラにも強烈な個性があり、要所要所で活躍してくれます。
そんなみんなのたまり場にトーマスがやって来てからは、壮絶な覇権の奪い合いが始まります。
家具はめちゃくちゃ、床は野菜だらけ、天井には人参が刺さりまくりという謎の惨状を目にしたトーマス。
あまりに予想外の荒れっぷりに、夢だと思いとりあえず寝ます。
翌朝、夢でないと知ったトーマスは渋々片付けを始めます。
そこは完璧主義のトーマス、あっという間に部屋は元通りに。
それを良く思わないのがピーター達。
ここからが本番。
第2のマクレガーを追い出すために、うさぎヤ〇ザ達による独壇場アクション映画の開幕です!!
まずは挨拶代わりに、寝起きのトーマスに簡単なワナを仕掛けます。
これがいきなり悪どい(笑)
鍬を踏んだら棒が顔面直撃!というワナが部屋中に張り巡らされています。
この体格差ですが、ピーター達に振り回されっぱなしのトーマスはちょっと可哀想なくらいでした。
数の利…というより、悪知恵の勝利ですね。
トーマスは偏屈ですが、根は純粋で真っ直ぐな青年なのです。
ワナを仕掛けると、そのワナを上手く使われ反撃される日々。
後半、怒ったトーマスは畑を荒らしまくるピーター達を排除しようと、電気ショックが流れる柵を張り巡らせるんですが…
ピーター達にかかれば配線を繋ぎ変えるなどお手の物。
家の金属に電流が走るように改造し、ドアノブに触れたトーマスはギャグ漫画でしか許されない勢いで吹き飛びます。
その吹き飛びっぷりはまるでド〇ゴンボール(笑)
もうめちゃくちゃです。
そんな攻防を続けるうち、トーマスはお隣さんのビアと親しくなっていきます。
ビアはピーター達をとても大事に思っており、ピーターもビアを母親のように慕っていました。
そんなビアが宿敵トーマスと親しくなってゆくことに嫉妬し、執拗にトーマスを追い出そうとするピーター。
でもビアの前では仲良しのフリをします。
ビアが絵を描くためにいなくなった瞬間バトルを開始し、ビアが様子を見に来ては無理やり仲良いフリの繰り返し。
実際はピーターに蹴られまくっているトーマスですが、はたから見たら完全に動物虐待レベルのバトルです( ー́∀ー̀ )
普通じゃないうさぎと小学生みたいなガチのケンカをするトーマスは本当に純真ですね…
ちなみにビアはただのか弱いうさぎだと思っています。
実際は、天敵であるはずのキツネすらコケにするレベルの最強うさぎなんですけどね。
そうやってビアの家でケンカをしていると、トーマスがうっかりビアの絵に絵の具をつけてしまいます。
ピーターの仕業なのかと激怒したビアはピーターを締め出し、トーマスはそれを「ざまぁみろ!」とばかりに見つめるのでした。
お互いに惹かれあっていた2人は、そこから急速に近づき恋仲になっていきます。
一方、心から慕うビアを取られたピーターの嫉妬心は暴走していきます。
妹達やベンジャミンが止めるのも聞かず、どんどんエスカレートしていくトーマスへの嫌がらせ。
我慢の限界に達したトーマスは、ついに街に出てダイナマイトを仕入れます。
それをピーター達の巣穴にこれでもかとばかりに投げ入れ爆破しようとしますが、誰もいないのを見て断念します。
そのダイナマイトを逆に利用してトーマスを攻撃しようとするピーター。
止めつつも一緒に行動していたベンジャミンが捕まってしまいますが、危機一髪で逃げ、畑で激しい攻防を繰り広げます。
妹達がとにかくお転婆で勇ましい(笑)
作物の野菜やベリーが飛び交う様はもはや戦場ですが、お隣から見ていたビアにはトーマスが1人で暴れているようにしか見えていません。
ビアが駆けつけたその時、ピーターはダイナマイトの起爆装置を見つけて軽率にボタンを押します。
その結果、畑や巣穴は爆破され、爆発で倒れた木がビアのアトリエを直撃してしまいます。
ショックを受けるビアにトーマスはピーターがやったんだと主張しますが、ビアは「うさぎができるはずない。この子のせいにするなんて最低」とトーマスを罵ります。
ビアに幻滅され失意にくれたトーマスは、ロンドンへ帰り元のおもちゃ屋で働く生活に戻ります。
アトリエとトーマスを失ったビアはここを出ていく決意をします。
それを聞いたピーターは「そんなつもりじゃなかった」と落ち込みますが、ベンジャミン達に諌められ自分の過ちを認めます。
そしてトーマスを呼び戻しにベンジャミンとロンドンへ向かうのでした。
都会的なネズミに案内されロンドンを満喫したピーターとベンジャミンは、トーマスの働くおもちゃ屋へ向かいます。
そこで再開したトーマスとピーターは、初めて言葉を交わします。
素直な心になると声が伝わるのだそうです。
ただのうさぎじゃないと理解していたトーマスもこれには驚きましたが、ビアの様子を聞いて戻ることを決意します。
妹達が出ていくビアを引き止めている間に、バイクを飛ばして駆けつけたトーマスとピーター達。
トーマスは改めてビアに謝罪し、ピーターもうさぎ流のおでこを合わせる「ごめんなさい」でビアに気持ちを伝えます。
ビアはピーターの賢さに驚きますが、すぐに受け入れます。
そしてトーマスとピーターを優しく許すのでした。
落ち込むと耳がペタンとし、しょんぼり顔でごめんなさいするピーターは本当に可愛かったです✨
お互いに和解し、皆でトーマスの家に住もうとしたところで家に買い手がついてしまいます。
さっそく視察にきたセレブな夫婦を、ピーターは電流ドアノブで見事追い払うのでした。
またしても吹き飛ぶ人間…
ハートフル感動映画かと思いきや、最後までメタなコメディ満載でした(笑)
余談ですが、エンドロールで流れる主題歌もとても可愛いのでぜひ聴いてみてください♪
ここまで読んでくださりありがとうございました(*´ω`*)ゞ
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『ゴジラ キングオブザモンスターズ』評価感想*特撮ファン大歓喜
※後半にもネタバレありません(投稿日現在)※
映画感想語り、今回は『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』(2019年)です。
監督はマイケル・ドバディ。
モンスターバースシリーズ3作目です。
1作目は『ゴジラ』2作目は『キングコング 髑髏島の巨獣』です。
『キングコング 髑髏島の巨神』評価感想*「髑髏島は本当にあったんだ!」 - みこブロ
時系列も繋がっているので、先にこの2作を観た方がより楽しめます。
4作目も決まっている様子で、怪獣版アベンジャーズみたいになってますね(笑)
※まだ公開中なので、後半のネタバレはなしで書いていきます。
*あらすじ*
ゴジラ出現から5年後。
巨大怪獣の存在が公になり、それまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」は政府や世論から怪獣への対応と被害の責任について追及を受け、解体の危機に晒されていた。
同じ頃、中国・雲南省にあるモナーク基地では、モナークの科学者エマ・ラッセル博士(ヴェラ・ファーミガ)と娘のマディソン(ミリー・ボビー・ブラウン)らが孵化したモスラの幼虫との交信を試みていた。
しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。
事態を把握したモナークの科学者・芹沢猪四郎博士(渡辺謙)は、元モナークのメンバーでエマの夫マーク(カイル・チャンドラー)に協力を要請し、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなる。
アラン達の目的は、南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることだった。
そこへモンスターゼロの復活を察知したゴジラが出現し、ここに怪獣たちによる世界の命運を掛けた戦いが始まったーー
*評価(最高★5)
全体 ★★★☆☆
良くも悪くも正統派巨獣映画。
日本をリスペクトしつつ、やはり中国マネーが強いのはもう仕方ないんですかね。
こういう映画に人間ドラマはあまりいらない派ですが、渡辺謙さんはとてもかっこよかったです…!
迫力 ★★★★★
もはや巨大すぎて逆にスケールが分かりづらいですが、もちろん迫力は抜群です。
鳴き声には思わず耳を塞ぎたくなるので、映画館の大音量が苦手な方はイヤホンでカバーするのをオススメします。
特にキングギドラやモスラは、ゴジラ並に有名な怪獣だけに、こうしてフルCGで再現されるのは感無量ですね。
音楽 ★★★★★+
恒例のゴジラのテーマは、色んなアレンジがあってよかったです。
般若心経アレンジは笑いました(笑)
そして今回はモスラのテーマも出てきますよ。
迫力がありつつ神聖な雰囲気の曲が多く、盛り上がりに一役買ってました。
オススメ度 ★★★★☆
特撮モノですが、怪獣は皆リアルで怖い顔をしているので、小さいお子さんだと怖すぎてトラウマものかもしれません。
個人的には色々アレンジしすぎだなぁと少し。
しかしながらゴジラシリーズの有名怪獣がバトルするのは世代じゃなくても胸熱なので、ぜひ迫力ある映画館で観ることをオススメします!
もう終わってるところもあるかもしれませんので、チェックは忘れずに。
※ここからネタバレ感想↓※
今はネタバレ書きません。
公開終了後にゆっくり書いていきます〜。
とりあえず…吹き替えには田中圭さん、木村佳乃さん、芦田愛菜さんがいます。
渡辺謙さんはご本人が担当してますよ。
読んでくださりありがとうございました(*´ω`*)ゞ
もし少しでも楽しんで頂けたら、読者登録やコメントしてもらえると嬉しいです♪
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お知らせ*久々すぎる更新
最近のブームは卵かけごはんを色んなアレンジで食べること。
みこです(`・ω・´)ノ
お久しぶりです…!!
色々ありすぎてモチベが消失していたため、長いこと更新できませんでした。
これからも毎日更新とはいかないと思いますが、せめて月イチくらいはレビュー書いていこうかなと思います。
というわけで、珍しく公開中の映画を見に行ってきたのでレビューを夜に投稿します(*´ω`*)
今回観たのは『ゴジラ キングオブザモンスターズ』です。
個人的には『ワイルドスピード スーパーコンボ』が観たすぎるんですが、また行けるかな…!
チラシだけでもう最高でした✨
『マイティ・ソー』ヘイムダルの役者さんが敵役なのもいいですね!
これからもマイペース更新にお付き合いよろしくお願いしますヾ('ω')ノシ
GWも終わりましたね
これ、オンラインゲームのイベントで人文字作ったんですがすごくないですか!?
みこですヾ('ω')ノシ
ご無沙汰しておりました!
遊んだりダラダラしたり、充実したGWでしたよー!
皆様はいかがでしたか?
たぶん今お仕事の苦しみの方が大きいかもしれませんが。゚(゚´Д`゚)゚。
特に楽しかったのは、オンラインの友人と初めてリアルで一緒に遊んだことですね♪
カラオケ大会5時間(好きだな)
いやぁ全力で歌って踊りました!!!
なんせ相手は歌うまなので、私はノリで対抗するしかなくて…歌うまいって羨ましいですよね。
あんなに綺麗に歌えたらもっと楽しいだろうなぁと思いましたよ(*´ω`*)
カラオケに上手い下手は関係ないですけどねっ!
写真は顔隠しもNGされたので私だけ。
靴脱いで上がれる面白い部屋でした。
2日前の話なんですが、私未だに筋肉痛でロボットみたいになってます(笑)
体力なさすぎだ!
ちなみに残ったマーベル作品一気見しようと思ったら、エンドゲームの影響でレンタル全滅で全く観れませんでした(´×ω×`)
ゆっくり観ます(笑)
さて、気力も充電できたので、レビューとか仕事復帰とか色々がんばっていこうと思います( •̀∀•́ )✧