『フリーウィリー4』評価感想*マイケル・ジャクソンも愛したシリーズ
※後半にネタバレあり(注釈後)※
映画感想語り、今回は『フリーウィリー 自由への旅立ち』(2010年)です。
監督はウィル・ガイガー。
『フリーウィリー』シリーズ4作目です。
今回は設定を全て一新しているので、初めての方でも全然大丈夫です。
大好きな作品なので1〜3も見直したかったのですが、見つかりませんでした(´Д` )
いつかまた観たいと思います。
*あらすじ*
オーストラリアで、獣医の父と2人で暮らす11歳の少女キーラ(ビンディー・アーウィン)。
あるとき、父が怪我で長期入院を余儀なくされ、彼女は南アフリカに住む母方の祖父・ガス(ボー・ブリッジス)のもとで夏休みを過ごすことになった。
亡き母の葬儀に現われなかった祖父を快く思ってなかったキーラは渋るが、大好きな父の言うことならと不貞腐れながらも受け入れる。
初めて会う祖父がギャンブル好きのだらしない男で、経営する遊園地も廃園寸前の適当なありさまと知ってますます失望するキーラ。
そんな矢先大嵐が起こり、翌朝園に隣接するビーチには、群れとはぐれたシャチの子供が迷い込んでいたーー
*評価(最高★5)
全体 ★★★★☆
フリーウィリー3部作は大好きでしたが、それに比べるとスケールはやや小さいです。
しかしウィリーとの絆や、険悪だった祖父と孫の関係も改善され、皆良い方に動き出す暖かいストーリーは変わらずです。
ちょっとウィリーの出番が少なめなのが残念。
感動 ★★★★☆
必死でウィリーを守ろうとする強いキーラと、親子愛にうるっときます。
お子様と観るには最適です!
迫力 ★★★☆☆
今までフリーウィリーといえば、人間と協力して悪い奴に一泡吹かせるような話が多かったのですが、今回は子供なので未熟であまり積極的には動きません。
大ジャンプなどもないので、やや迫力には欠けます。
綺麗なビーチや景色が開放的でスッキリします。
オススメ度 ★★★★★
シャチ好きなら絶対に見てほしいシリーズです。
時に1〜3は本当に面白いのでぜひぜひ!
イルカ大好きな私は、イルカと繰り広げるハートフルコメディ『フリッパー』と共に、幼い頃夢中になって観ていました。
こんな生活に憧れたものです+゚。*(*´∀`*)*。゚+
※ここからネタバレ感想↓※
ネタバレ書き中……_φ(・_・
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※ここからは内容を知っている前提です。
個人的には有名とは行かないまでも、そこそこ知名度あると思っていたんですが…
資料探したらない!全然ない!!
なんてこったい/(^o^)\
こんな可愛くて癒される映画を観ないなんて勿体ないですよー!
物語はさくさく進みます。
主人公は勝気でちょっとワガママな女の子キーラ。
顔から勝気さが滲み出る、強い女の子です。
キーラを演じているビンディーは、父が「クロコダイル・ハンター」と呼ばれる有名な野生動物学者であり、彼女も幼い頃から動物に親しんでいたそうです。
今作でも、父が獣医なので幼い頃から動物と触れ合う機会が多く、動物を心から愛する優しい子です。
それが、父の入院によって、母方の祖父の元へ預けられることになります。
祖父を良く思っていないキーラは、到着してからもずっと機嫌が悪く「パパのところへ帰りたい」とばかり言います。
祖父の遊園地はボロボロで、ところどころにパイレーツの人形が立っており、夜には不気味ささえ感じます。
ギャンブル依存症の祖父は、ボロ遊園地でなんとか金を搾り取ろうとセコいことばかり考えています。
キーラは適当に園内を見て回りますが、その途中歳の近い職員の男の子サフィーソと出会います。
話しやすいサフィーソとキーラはすぐに仲良くなりました。
そんな折、大嵐がやってきます。
海は大荒れし、嵐が去った翌朝になると遊具は壊れてボロボロになっていました。
ふと入江のプールを見ると、長い背ビレが見えます。
キーラは慌ててサフィーソを呼び、シャチだと分かると喜びます。
そして「おじいちゃんにバレたら金儲けに使われちゃう」と内緒にしようとしますが、すぐにバレてしまいます。
キーラはその子シャチにウィリーと名付けました。
当然遊園地の目玉にされるウィリー。
一気に大人気になります。
そんな中、キーラは1人ウィリーの世話をし続けました。
魚を食べないウィリーに根気よく接し、そんなキーラにだんだん心を開いていくウィリー。
餌も食べてくれるようになり、キーラを遊びに誘うまでになりました。
キーラは背ビレに捕まって楽しそうに泳ぎます。
その姿を見たガスは、嬉しそうな表情を見せるのでした。
そんなウィリーでしたが、実はシャチの狩りやコミュニケーションの手段である『エコーロケーション』が上手く使えないでいました。
このまま群れに返しても、またはぐれてしまうかもしれません。
専門家から「人が飼い続けるか、殺処分しかない」と言われたキーラは、サフィーソに手伝ってもらってエコーロケーションの練習を始めます。
最初は上手く魚が追えませんでしたが、ついに目隠しをしても魚を捕捉できるようになりました。
しかしその裏では祖父ガスと、ライバル社の社長ロルフとの間で商談が行われていました。
「ウィリーを買い取りたい。このプールでは成長したウィリーを飼うことはできない。うちのパークなら水族館を増設して飼ってやれる」そう持ちかけるロルフ。
その現実と、孫娘の嬉しそうな姿、大金を前に悩むガス。
ガスは「絶対にウィリーを可愛がってくれよ」と商談に応じます。
引き取りはキーラが帰った後にすることになりました。
一方、キーラはその事実を予告看板で知り、祖父に「大金に目が眩んで約束を破った!」と詰め寄ります。
うちでは飼っていられないのが現実だという祖父の言葉を受け、群れを見つけたら野生に返すと約束して!と畳み掛けるキーラ。
祖父は「期限は1週間で、群れが見つかったら返す」と約束します。
その日から群れ探しがスタートしました。
ウィリーの声を水中に流して誘き寄せる作戦です。
なかなか見つかりませんでしたが、キーラは一瞬だけ群れの姿を見ます。
必死に祖父に訴えるも、その時には群れは消えていました。
諦めないキーラは、サフィーソに協力を仰いでウィリー搬送用のクレーンを持ち出します。
サフィーソが見よう見まねで運転し、なんとか園まで戻ったキーラ達ですが、祖父に見つかってしまいます。
落胆するキーラでしたが、祖父はキーラを信じて引き取りが来る前にウィリーを逃がそうと張り切って準備します。
ロルフを引き止めておくから、その内にウィリーを船までと言う祖父。
その姿に信頼を覚えるキーラでした。
なんとかウィリーを船に移した一行は、船の上から群れの姿を探します。
しかしなかなか見つからず、強い日光にウィリーは徐々に弱っていきました。
「私が間違っていたのかも」と落ち込むキーラを、絶対見つかると励ます祖父。
キーラが海水を汲もうとした瞬間、野生のシャチがジャンプします。
そこには多数の群れがいました。
大喜びする一行。
ウィリーを海に放つと、キーラはお別れを言いに海に入ります。
そしてウィリーに触れて別れを告げると、元気に去ってゆくのでした。
キーラも父の元へ帰る時がきました。
サフィーソやお世話になった人達に「また来るから」と挨拶をし、祖父と空港まで行くキーラ。
祖父は寂しそうな顔で「自分が情けなくて別れの時にも行けなかった。お母さんは素敵な人だ」とキーラに伝えます。
キーラはハグをし、「来年も来るかい?」と聞かれ「絶対行くよ、おじいちゃん!」と元気よく返事をします。
そして来た時とは真逆の、晴れ晴れとした表情で帰っていくのでした。
個人的にはシャチの出番がちょっと少なかったなぁと思いました。
大迫力のジャンプを見たかったです。
群れや水中はCGですが、顔を出してキーラと接するウィリーは本物です。
いや〜羨ましいですね〜( *´艸`)
嫌なライバル社長ロフルや、ちょっとダメ人間なおじちゃんもいますが、基本みんないい人で気持ちがよかったです。
最後はウィリーも群れに戻れて、おじいちゃんとも絆を取り戻せてできて大団円!
とても幸せな終わり方で安心して観れました♪
あまりに画像が少ないので、以前鴨川シーワールドで撮ったシャチの写真でも貼っておきます(* 'ω')ノ
ここまで読んでくださりありがとうございました(*´ω`*)ゞ
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※内容は予告なく変更されたりします。
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