みこブロ

思ったことを好きに書いていきます。今は初心者、女性目線(になってるかは謎)の映画レビューがメイン。時々日常。興味があればまったり覗いてみてください(*'ω'*)

『アイアンマン』評価感想*アベンジャーズ始まりの物語

※後半にネタバレあり(注釈後)※

 

 

映画感想語り、今回は『アイアンマン』(2008年)です。

 

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マーベル作品。監督はジョン・ファヴロー

今や大人気な『アベンジャーズ』の原点的な立ち位置の物語です。

アベンジャーズを観るならまずこの作品からをオススメします。

もちろん普通に1作品としても楽しめます。

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*あらすじ*

巨大軍需産業「スターク・インダストリーズ」の社長であるトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、自身が開発したクラスターミサイル「ジェリコ」のプレゼンテーションの為にアフガニスタンにいた。

その時、テロリスト「テン・リングス」がトニーの視察現場を襲撃、ミサイルをトニーの車に撃つ。

命中の瞬間、トニーはミサイルに刻まれた自社のロゴマークを目撃し、爆風で吹き飛ばされ意識を失う。

次に気がつくとトニーはゲリラの本拠地である洞窟に拉致されており、捕虜として捕らえられていたインセン博士の処置よって、胸には車載用バッテリーに繋がった電磁石が取り付けられていた。

爆発の際飛び散ったミサイルの破片がトニーの心臓周辺に突き刺さり、電磁石で破片を引き留めておかなければ1週間で命を落とすという。

ゲリラの本拠地には、横流しされた自社製の武器が所狭しと並んでいた。

トニーは解放の条件として「ジェリコ」の組み立てを強要される。

やむなく「ジェリコ」製造に取り掛かったトニーは、インセン博士と一緒にエネルギーを生み出す熱プラズマ反応炉「アーク・リアクター」の小型版をゲリラの目を欺きながら開発する。

そして2人の天才は更なる脱出作戦を画策するーー

 

 

*評価(最高★5)

 

全体 ★★★★★

アベンジャーズの始まりですが、1作品としても非常に完成度が高いです。

正統派ヒーローものながら、しっかりとそれに至るまでの道のりや心の動きを描いています。

いちヒーローとしても始まりの物語です。

それだけにアイアンマンとしての活躍は少なめです。

 

感動 ★★★☆☆

マーベルのヒーローは皆どこかコミカルなところがありますが、アイアンマンもそうです。

特に最初の方のトニーは天才ながら軽薄な遊び人で、冗談ばかり言ってはヘラヘラしているいけ好かない人物です。

それが、厳しい現実と向き合うことによってどうヒーローへと変わっていくのか。

どん底の時に自分を見守り助けてくれるのが真の味方」というのを実感します。

 

爽快感 ★★★★☆

ハイテクスーツに身を包んで飛び回る姿は爽快感たっぷりです。

まだヒーロー初心者なので、戦い方はこれからもっと洗練されていくのでしょう。

ポンコツだけど憎めないAIロボットや、周りの人達との掛け合い、そして終わり方も気持ちいいです。

 

オススメ度 ★★★★★

正直もっと単純なヒーローものだと思ってました。

アイアンマンが誕生するまでには、深い思いと地道な努力があったんですね。

そしてもっと若いかと思ったら意外とおじさんでした(笑)

でもいいじゃないですか!渋ヒーローかっこいいです!ヽ(`・ω・´)ノ

マーベル作品は安定してますね。

ヒーローものが好きなら間違いなしです!

※ここからネタバレ感想↓※

 

 

 

 

ネタバレ書き中……_φ(・_・

 

 

 

 

 

ーーーー

※ここからは内容を知っている前提です。

 

 

私もついに『アベンジャーズ』の世界に足を踏み入れましたよぉぉ!ヽ(≧▽≦)ノ

絶対に好みなジャンルだと分かっていたのですが、あまりにシリーズが多すぎて今まで尻込みしてました。

アメコミ代表マーベルなので、安心安定のヒーローものです。

マーベルシリーズはまだあまり観たことがなくて、初めて観たのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでした。

大好きです!!(レビューはいずれ…!)

が、あれはマーベルでも異色な方みたいですね。

確かに正統派ヒーローではないか(笑)

かなり前に初代『スパイダーマン』は観たんですが、あれは今のスパイディとは別物だということでカウントしません。

アベンジャーズ』が観たくて、まずこの作品から見始めた次第です。

正統派ヒーロー大好物なので、すごく楽しめました!

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見た目に反して超高性能スーツなのがかっこいい!!

 

もうヒーローとして認知されてる状態からスタートかと思ってたのですが、最初はアイアンマンのアの字もない状態からでしたね。

のちにヒーローとなる主人公トニー。

大きな瞳が印象的なロバート・ダウニー・Jrが演じてます。

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アイアンマンのスーツの中は、こんなハイテク画面になってます。かっこいい!

トニーは幼い頃から天才的な頭脳を持っていました。

兵器産業で大企業にのし上がった父の会社「スターク・インダストリーズ」を継いだ2代目社長ですが、とにかく軽くて自分勝手です。

パーティーや会見も平気ですっぽかして遊び回る。

いわゆるチャラおっさんです。

悪い奴じゃないけど、なんかいけ好かない…と思う人物でした。

 

それがある出来事で、人生観が一変します。

 

自社の新兵器視察で訪れた紛争地帯アフガニスタン

そこでも軽口を言いながら車に揺られていると、いきなり奇襲を受けてテロリスト達の捕虜にされてしまいます。

爆撃で突き刺さったガラス片は、心臓まで到達しかけていました。

それを救ったのが、同じく捕虜のインセン博士。

そこら辺にあった自動車のバッテリーを利用して電磁石を作ってしまう天才です。

命を救われたトニーはインセン博士と共に、兵器を作るフリをして脱出計画を進めていきます。

それは「パワードスーツを作る」という、こんな状況で造れるものなのか!?という無謀にも思えるものでした。

 

しかし天才2人が揃うと出来てしまうんですね!!

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1番ビックリなのは、小型化不可能と言われていたアークリアクターをさらっと造ってしまったことですが。

テロリストの親玉に「本当に依頼した武器を造っているんだろうな?」と怪しまれつつ、なんとか完成させます。

トニーとインセン博士の魂の結晶。

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この無骨なパワードスーツがアイアンマンの原点です。

 

しかし起動までにはしばらくかかり、その間にテロリストに気づかれてしまいます。

インセン博士は時間を稼ぐために、トニーの制止も聞かず飛び出していきます。

パワードスーツを起動し敵を吹き飛ばしながら進んだトニーは、倒れているインセン博士を発見しました。

瀕死の彼はトニーに言います。

 

「その命、無駄にするなよ」

 

その一言が、トニーを変えました。

命の恩人に命を託して貰った彼は、テロリストの基地にあった自社製兵器を全て焼き払って飛び立ちます。

幸い砂漠に着地し、パワードスーツはバラバラになりましたがトニーは無事でした。

ヘリで探していたローディ達に救助されます。

 

ここから彼の、人生を賭けたプロジェクトが始まります。

 

まずは兵器産業からの撤退宣言。

もう自分達の作り出す兵器で人が悲しむのは見たくないのです。

人々を悲しませる兵器ではなく、そのノウハウを「人々を守るため」に使うことを決意したトニー。

しかし大きな利益を占めていた兵器産業からの撤退は、会社の大ダメージになると考える副社長のオバディア・ステイン(ジェフ・ブリッジス)は、トニーに考え直すよう進言します。

しかしトニーの意思が固いことを知ると、表向きの運営は任せろと強く約束するのでした。

しかしオバディアは、裏でテロリストと手を組み兵器の闇取引をしていました。

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トニーをテロリストに攻撃させたのも彼の指示です。

海坊主みたいなあだ名つけられそう…( ゚д゚)ボソ

 

一方、超有能秘書のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)は、トニーを信じてひたすら彼を支えます。

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その優秀さゆえに色んなところから引き抜きのオファーが掛かりますが、彼女はトニーについて行くと決めています。

最初は秘書として一定の距離を置いていますが、トニーのことを密かに想っており、積極的なトニーにだんだん距離を縮めていきます。

トニーが理解し難いことを始めても、周りに彼がおかしくなったと言われても、信じて協力し、トニーの身を誰よりも案じる彼女の献身は素敵です。

トニーにとっても彼女はインセンと同じく命の恩人であり、周りの声より自分を信じてくれた大事な女性になりました。

 

ペッパーや、AIアームロボットに助けられながら、トニーは黙々と新型パワードスーツの製作に没頭します。

このAIアームがまた微妙にポンコツで可愛い(笑)

飛行実験の際、炎上対策としてアームに消火器を搭載します。

ところが炎上する前にすぐに噴射して、消火剤まみれになるトニー。

アームに「次は火が出てからかけろよ」と声をかけると、アームは必死でトニーの動きを追って鬱陶しがられます。

そして上空散歩から荒々しく帰って(というか自宅ラボに落下して)きたトニーに消火器を噴射するアームくん。

こらこら!車は大破しましたが炎上はしてませんよ!

そんなトニーとの絶妙なかけ合いは微笑ましいです。

こんなお手伝いロボットほしい( *´艸`)

 

ついに試作品を完成させたトニーは、スーツを身に纏い空を自在に飛び回ります。

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シルバーボディがシャープでかっこいいですね!

ヘルメットの中は超高性能電脳空間になっており、遠くの物や人物を拡大したりもできます。

パワーの制御はトニーの指示でAI「ジャヴィス」が行います。

等身大の人工知能ロボットを纏っているような感じです。

ロマンがありますね〜+゚。*(*´∀`*)*。゚+

どこまで高く上昇できるかを試したトニーですが、大気圏まで辿り着くとボディが凍りついていきます。

電気経路異常でAIも制御不能になり、落下し始めるトニー。

慌てて氷を剥がし事無きを得ますが、氷結に耐えられるボディという課題が増えます。

 

ボディの金属の材質を変えて塗装も終わり、完成に近づくパワードスーツ。

後は使用者のトニーが慣れるだけです。

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スーツを装着して、さらに遠くまで飛んでみるトニー。

テロリスト達に攻撃されている村を見つけたトニーは、謎のヒーローとして助けに入り、村人を救助し自社製兵器を破壊して去っていきます。

その帰りアメリカ軍の戦闘機に見つかり、未登録機として攻撃を受けてしまいます。

明らかに戦闘機の動きではないことに戸惑うパイロットですが、そんな中トニーは飛び回りながらローディーに電話します。

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電話もできるという万能スーツΣ(゚Д゚)

電話を受けたローディーは何事かと問いますが、トニーは自分がその未確認飛行物体であることをほのめかして電話を切ります。

ローディーは半信半疑ながら、トニーがまた何か大変なことをやっているのだと思うのでした。

トニーを信じて、今回のことは演習中の事故だということでフォローするローディーもいい親友ですね。

 

その頃オバディアは、テロリスト「テン・リングス」と密会していました。

トニーが脱出の為に作った初代パワードスーツの残骸を集め、それを参考に量産して兵器として売ろうと画策していました。

トニー殺害に失敗し、残骸集めに利用しただけのテロリスト達は、その場で始末してしまいます。

そして腕利きの開発者を雇って新型パワードスーツ「アイアンモンガー」を造るも、どうしても出来ない部分がありました。

それがアークリアクターの小型化。

天才トニーにしか出来ない難題でした。

 

オバディアは会社のPCからペッパーに自分の悪事が全てバレたことを知り、急いでトニーの自宅へ向かいます。

ペッパーはトニーに電話しますが、トニーが電話に出た次の瞬間、オバディアに捕まってしまいます。

彼の胸から無理矢理アークリアクターを抜き取ったオバディアは「これは偉大な君の遺産だ」と去っていきます。

瀕死のトニーはなんとか、インセン博士と作った初代アークリアクターまで辿り着き装着します。

それは「捨てておけ」と渡されたペッパーが、トニーの記念にと「彼にも心がある」と刻印してオブジェにしたものでした。

ペッパーに依頼されて様子を見に来たローディーに大丈夫だと告げ、オバディアの元へ向かうペッパーを助けにスーツを装着するトニー。

「今回は戦闘機を飛ばすなよ」と言って飛び出すトニーを見送りながら、新型試作品一号を見たローディーは「次は一緒に飛ぶか」と呟きます。

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これはフラグというやつですね!?(人゚∀゚*)

アイアンマン2』では一緒に戦うんでしょうか。

 

オバディアの元へ到着したペッパーは、オバディアが操るアイアンモンガーに追いかけられます。

ピンチの瞬間、トニーがアイアンモンガーを攻撃し、パワードスーツ同士の戦闘が始まりました。

新型アークリアクターを搭載した巨大なアイアンモンガーのパワーは相当なものでした。

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一方トニーが使っている旧型のアークリアクターでは、スーツのパワーが充分に引き出せません。

戦い慣れていないせいもあり、トニーは完全に不利な状況でした。

そこでペッパーに、時間を稼ぐからラボにある大型アークリアクターをオーバーロードさせろと指示します。

ペッパーはトニーを心配しながらも準備を実行しますが、ピンチのトニーがまだ逃げきれていないのを見て爆破を躊躇います。

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そんなペッパーをトニーは「やれ!」と叫びます。

アークリアクターは暴走し、アイアンモンガーを巻き込みながら天に大きくエネルギーを放出しました。

トニーはすんでのところで逃げ切ります。

こうしてトニーの初めての戦いは幕を閉じました。

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自社のアークリアクター暴走や、街中で暴れまわった2体のロボットは当然話題になり、記者会見が開かれます。

新聞には「アイアンマン現る」などと書かれており、トニーはその名前が気に入ったようです。

ローディーらを始めとする軍の根回しにより、上手く処理するから『スターク・インダストリーズ』の社長として「療養中で一切関与していない」とアリバイ証言してくださいとカンペを渡されたトニー。

いざ会見の場に赴きます。

的を得ず言葉を濁すトニーを見て、ローディーは「カンペ通りに…!」と耳打ちしますが、トニーは記者達を見渡しながらハッキリと宣言します。

 

「私がアイアンマンだ!」

 

記者達は一気に湧き上がり、ここに新たなヒーロー「アイアンマン」が誕生するのでした。

 

ヒーローとしても有名になったトニーに、ある日来客があります。

ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)という隻眼の人物はトニーに言います。

 

「君にアベンジャーズの話をしにきた」

 

ここからアベンジャーズが始まります。

『アイアンマン』だけでだいぶ面白いので、『アベンジャーズ』も早く観たくてうずうずしてます!!

せっかくだからしっかり楽しみたいので、『マイティー・ソー』『キャプテン・アメリカ』そして『アイアンマン2』を観るまで我慢なのです…!( ノ゚Д゚)ノ

レビューはおいおい、お楽しみに♪

 

ここまで読んでくださりありがとうございました(*´ω`*)ゞ

もし少しでも楽しんで頂けたら、読者登録やコメントしてもらえると嬉しいです♪

 

 

※内容は予告なく変更されたりします。

 

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